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サスティナビリティーフレームワークとマテリアリティ

コカ・コーラシステムのマテリアリティ

CCBJHグループのマテリアリティ

当社は、日本のコカ・コーラシステムの「サスティナビリティーフレームワーク」に基づき、社会課題の解決に向けたCSV活動を推進しています。2023年、さらに取り組みを深化させ、ミッションの実現を目指すことを目的に、当社独自のマテリアリティを特定しました。

マテリアリティ特定プロセス

現状認識

「サスティナビリティーフレームワーク」を推進する一方で、さらなる社会環境変化への対応が必要

日本のコカ・コーラシステムは、2019年に「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと優先度が高い9つの重点課題を特定し、これらをまとめた「サスティナビリティーフレームワーク」を策定しました。同フレームワークに基づく活動を推進する一方で、策定から4年が経過し、グローバル経済、地政学的リスク、少子高齢化、気候変動などのマクロ環境は変化し続けています。昨今では新型コロナウイルス感染症、原材料・資材・エネルギー価格の高騰や円安などが消費行動やビジネスに大きな影響を及ぼすなど、不透明かつ厳しい事業環境が続いており、将来の予測が難しい状況にあります。
そのようななかにおいても、当社の「すべての人にハッピーなひとときをお届けし、価値を創造します」というミッションの実現を目指していくために、部門横断メンバーによる全社プロジェクトチームを発足させ、当社独自のマテリアリティの特定を進めました。

マテリアリティの特定

既存課題の精査、社会軸調査や内部分析・評価などを実施、新たな視点でマテリアリティを特定

マテリアリティの特定にあたっては、日本のコカ・コーラシステムにおいて合意された「サスティナビリティーフレームワーク」を精査しました。そして、ESGレポート、NGOレポート、業界レポート、メディア分析などの社会軸評価を実施し、注目・重要視されているトピックを洗い出し、マテリアリティとして追加すべき項目としてリストアップしました。
リストアップした項目の重要度調査を実施し、その結果をふまえ、課題項目のグルーピングおよび整理を行い、社会軸評価を実施し、マテリアリティ案を作成しました。プロジェクトチームでアニュアルレビューやCSVレポートなどの資料分析によって内部評価を行い、作成したマテリアリティ案の網羅性と妥当性を確認した上で、マテリアリティの定義案を協議しました。協議をふまえ、環境、社会、ガバナンスの3カテゴリーにおよぶ当社グループ独自の13のマテリアリティの特定およびその定義を策定しました。
13のマテリアリティの重要度については、ESG関連投資家、NGO、自治体などにヒアリングを行い、CEOを含む当社経営陣のヒアリングと社員サーベイを実施し、重要度に関連したマテリアリティマップの作成に向けてスコアリングを行いました。

1課題項目の整理・洗い出し
  • 日本のコカ・コーラシステムで取り組んでいる既存課題項目の確認・整理
  • 社会的・業界的に注目・重要視されているトピックの洗い出し
  • マテリアリティとして追加すべき課題項目のリストアップ
2マテリアリティ案の作成
  • 既存課題項目と追加整理した課題項目に対し重要度調査の実施
  • 課題項目一覧を課題の粒度の観点でグルーピングおよび再整理
  • 課題項目の粒度を合わせた社会軸評価の実施、マテリアリティ案の作成
313のマテリアリティの抽出と定義付け
  • 当社資料分析などの内部評価によるマテリアリティ案の作成および定義付け
  • 課題の粒度感、定義ついてのプロジェクトチームでの協議
  • 環境、社会、ガバナンスの3カテゴリーにわたる重要な13のマテリアリティの抽出
4マテリアリティ重要度のスコアリング
  • ステークホルダーへのヒアリングの実施
  • CEOを含む経営陣のヒアリングおよび社員サーベイの実施
  • マテリアリティマップ案作成に向けた重要度のスコアリング

マテリアリティの整理

ステークホルダーと当社にとっての重要度を軸にマテリアリティをマッピング

マテリアリティマップ作成にあたり、社会軸として、外部有識者ヒアリングおよび各種レポート分析などから「ステークホルダーにとっての重要度」をスコアリングし、ビジネス軸として、経営陣ヒアリング、社員サーベイから「当社にとっての重要度」をスコアリングしました。スコアリング結果をステークホルダーと当社にとっての重要度を軸にプロットして、マテリアリティマップを作成しました。そして、マテリアリティマップの右上に位置するマテリアリティを「持続的価値提供における重要テーマ」、左上を「持続的社会における重要テーマ」、右下を「持続的組織運営における重要テーマ」として整理しました。

「サスティナビリティーフレームワーク」と当社独自のマテリアリティの関連性

当社独自のマテリアリティは、「サスティナビリティーフレームワーク」で特定した重点課題および策定過程で選定された19の重点課題をもとに、新たにマテリアリティとして追加すべきテーマを加えた上で、評価し特定しており、「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームに関連付けて区分しています。これにより日本のコカ・コーラシステムの重要課題と当社独自のマテリアリティ「持続的価値提供における重要テーマ」と「持続的社会における重要テーマ」が、当社のサスティナビリティー活動の一貫性を保っていることを表しています。さらに3つのプラットフォームに関連する「持続的組織運営における重要テーマ」を組織運営の基盤として位置付けています。

持続的価値提供における重要テーマ
容器&リサイクル(循環型社会) ザ コカ・コーラ カンパニーが掲げる2030年グローバルビジョン「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」達成に向けて、設計・回収・パートナーの3つを柱に容器の軽量化および水平リサイクル、廃棄物の削減等に取り組み、国内におけるプラスチック等資源の循環利用の促進に貢献する。
気候変動の緩和・適応 気候変動の緩和・適応を目指し、バリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG)排出量削減などの環境負荷低減に取り組む。
人財の育成とウェルビーイング 社員を持続可能な事業活動を行うための重要な財産であると捉え、人財育成制度の充実など、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮し成長できる環境の整備に取り組む。また、ワークライフバランス等の充実を通じて社員の心身の健康・職場安全を推進する。
持続的社会における重要テーマ
水資源の保全 かけがえのない「水」を主原料に使用しビジネスを行う企業として、製造に使用する水の削減や再利用、適切な処理に努める。豊かな水資源を次世代へ引き継ぐために、地域社会と協働し持続可能な水資源の保全に取り組む。
持続可能な生物資源の保全 ビジネスの意思決定において自然環境や生態系に与える影響を認識し影響の低減を図ることで、生物多様性の保全と持続的なビジネスを実現する。
健康に配慮した製品・サービス 健康維持・増進や栄養補給に寄与する高付加価値製品・サービスを提供し、お客さまのウェルネス向上に貢献する。
ダイバーシティ、エクイティー、インクルージョン 人権や多様性、公平性を尊重する文化を醸成するとともに、性別、年齢、障がいの有無、人種、国籍、性的指向、性自認または表現などの属性によらず、一人ひとりが能力を最大限発揮できる環境をバリューチェーン全体で構築する。
地域社会発展への貢献 地域社会をはじめとするステークホルダーとの連携およびコミュニケーションを基盤に持続可能な地域社会の発展や社会課題の解決に向けた活動に取り組み、ビジネスを通じて地域経済の活性化に貢献する。
持続的組織運営における重要テーマ
製品の質・安全性の担保 すべてのお客さまに安全・安心・フレッシュでさわやかな製品・サービスを提供するために、原材料調達から、製造、物流・輸送、販売・サービスに至るまで、すべての過程において、厳格な品質管理システムおよびプロセスを導入し、安全性の担保、品質の確保および向上に取り組む。
自然災害へのレジリエンス強化 地震・台風等の大規模な自然災害によって、社員や製造・物流・販売業務のための設備、事業所等に被害が発生した場合においてもビジネスへの影響を最小化する安全性・強靭性を兼ね備えたシステム・体制の構築に努める。
コーポレート・ガバナンス 経営の健全性を向上させ、企業価値と株主価値の最大化を実現するための強固なコーポレート・ガバナンス体制の構築・維持に努める。コーポレートガバナンス・コードの趣旨に則り、当社にとって最適な機関設計を追求するとともに、取締役および全社員のスキルセット整備等に取り組み、コーポレート・ガバナンスのさらなる充実に努める。
持続可能なサプライチェーン 原材料・資材の安定的な確保、サプライチェーンにおける環境問題や人権課題への対応、適正な取引・責任ある調達等を通じて、持続可能なサプライチェーンを構築する。
信頼ある商業活動 すべての飲料製品(アルコールを含む)において、法令を遵守した商業活動・責任あるマーケティングを行い、お客さまとの関係を構築する。ステークホルダーに対し、製品の健康・栄養に関する有用かつ十分な情報を、わかりやすいコミュニケーションを通じて提供する。

コカ・コーラシステムのサスティナビリティーフレームワーク

2019年、日本のコカ・コーラシステムは、サスティナビリティーのグローバル目標達成に加えて、日本独自の課題をベースにした戦略を立案し、コカ・コーラシステム共通のアクションプランへ落とし込むことを目的に、サスティナビリティーの課題抽出と優先順位特定のための大規模な共同調査を行いました。その結果、「多様性の尊重(Inclusion)」「地域社会(Communities)」「資源(Resources)」の3つのプラットフォームと直近に取り組むべき9つの重点課題が合意されました。

サスティナビリティー活動の目的と戦略

サスティナビリティー活動の目的
  • コカ・コーラシステムは、環境や日常生活、 私たちを取り巻く地域社会などの各場面で、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらし、さわやかさを届けながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。

サスティナビリティーフレームワーク特定プロセス

課題の抽出(1)外部調査により日本国内の社会課題を抽出

SDGs関連レポート・指針、消費者団体・小売業者・NPO・学術団体・ESG投資家といった外部ステークホルダーインタビューを含む外部コンサルレポート、ISO26000、官公庁レポート、外部コンサルタントのベンチマーク調査などから抽出された各種社会課題を分類化し、189の課題を抽出しました。

課題の抽出(2)189の課題を33項目に絞り込み

さらに抽出した189の課題は、「再生可能エネルギー」「高齢化社会」などの一般的な共通項目ベースで33の項目に絞り込みました。

課題の抽出(3)33項目をマテリアリティ・マトリックスにプロットし、重点課題15項目を特定

のプロセスで選定した各33項目の重要度を5段階で評価し、縦軸に日本の社会にとって重要な項目を、横軸にコカ・コーラシステムにとって重要な項目をプロットし、社会的に重要性が高く、かつコカ・コーラシステムのビジネスとの関連性が高い15項目を特定しました。

マトリックス内で「優先度の高い」トピックを抽出

コカ・コーラシステム内におけるインタビュー実施とアップデート

さらにコカ・コーラシステムにおいて、日本コカ・コーラとコカ・コーラ ボトラーズジャパンのマネジメントおよび若手社員総勢のインタビューやワークショップで特定された重点課題4項目を加えて、19項目にアップデートしました。

2019年実施のワークショップ

3つのプラットフォームと重点課題9項目を特定

重点課題19項目は、日本コカ・コーラおよびコカ・コーラ ボトラーズジャパンのマネジメントとワークショップ形式のディスカッションを経て、今後10年間変わらないと想定される「多様性の尊重(Inclusion)」「地域社会(Communities)」「資源(Resources)」の3つのプラットフォームと直近に取り組むべき9つの重点課題(マテリアリティ)が合意されました。